ソラナへの週間ステーブルコイン送金額 イーサリアムを超えてトップに
投資家がミームコインの熱狂から大きな利回り、エアドロップ、ハイリターンを求める中、ソラナが週間のステーブルコイン送金量でイーサリアムを逆転する展開を見せている。
送金額ナンバーワンだったイーサリアムを逆転したことで送金額ナンバーワンのブロックチェーンの座に輝いた。
ブロックチェーン分析プラットフォームのアルテミスの データ によると、ソラナへのステーブルコインの週間送金額は3647億ドルに達し、1529億9000万ドルと報告されたイーサリアムネットワークを抜いた。トロンとBNBはそれぞれ1015.7億ドルと227.5億ドルの送金額を記録している。
この数字に加え、3月のステーブルコイン送金額は現在8,040億ドルとなっており、2月のソラナの送金額が9,600億ドルを記録し、ソラナの勢いが依然強いことを示している。
3月の累計8040億ドルは、2023年3月のステーブルコイン送金額115.6億ドルを3,410%上回っている。
ソラナは現在ステーブルコイン市場シェアの42.3%を占めており、1年前のシェアから1.9%の増加となった。
常にステーブルコインの送金額で業界をリードしてきたイーサリアムは年初からソラナの追随を許してきた。レイヤー1のブロックチェーンは2023年12月には31%以上の市場シェアを持っていたが、その後ソラナにその優位性を奪われ、現在はステーブルコインの送金額の約27%を占めている。
ステーブルコインの送金額で3番目に大きいブロックチェーンはトロンであり、先週1週間で1015億7000万ドル、3月に入ってからは3665億ドルとなっている。
ディファイラマのデータによると、ステーブルコインの取引量に加え、ソラナでは分散型金融(DeFi)の動きが活発となっており、その総額は2024年4月以来の高水準である45億5000万ドルに到達した。
これは分散型取引所(DEX)の取引高の増加によって証明されており、ソラナは19日にイーサリアムや他のチェーンを上回っている。
ソラナベースのDEXの取引は1週間で70%増加し、33億7000万ドルに達した。
デファイラマのデータによるとイーサリアムベースの分散型取引所の取引量は同期間にわずか0.63%増の30.5億ドルにとどまった。
アルケミーのデータによるとソラナには26のDEXがある。オルカはソラナ最大のDEXで総取引量の88%を占めている。
ソラナネットワークにおけるこのパフォーマンスはブック・オブ・ミーム(BOME)ドッグウィハット(WIF)、ボンク(BONK)、Slerfを筆頭とするエコシステムないのでミームコインへの関心の高まりに後押しされている。
ソラナは記事執筆時点で192ドルで取引されており、現在2021年11月の史上最高値である260ドルから35%下の価格水準となっている。この水準を突破すると更なる高値到達への勢いを維持するだろう。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
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