Cboe、ビットコイン指数先物取引を提供へ
Cboeがビットコイン指数先物取引を提供へ
取引所運営会社のシーボーグローバルマーケット(Cboe Global Markets)が、ビットコインに関連する新たなデリバティブ商品の提供計画を4月7日に発表した。
提供が計画されているのは、「Cboe FTSE Bitcoin Index futures(Cboeフッツィービットコイン指数先物):XBTF先物」。同商品は、「FTSE Bitcoin Reduced Value (1/10)Index(フッツィービットコイン価格下落 (1/10)指数):XBTF指数」で反映される米ドル建てのビットコイン価格に基づく、現金決済の先物契約となる。
なお「XBTF指数」は、FTSEビットコイン価格下落指数の1/10の値となるもの。
発表によると「XBTF先物」は、米イリノイ州シカゴのシーボー先物取引所(Cboe Futures Exchange(CFE))にて取引される予定とのことだ。
また「XBTF先物」は、「Cboe Bitcoin U.S. ETF Index1(Cboeビットコイン米国ETF指数1)」のオプション取引を補完する目的で設計されているという。ビットコインを原資産とする差金決済(CFD)先物とオプションの両方を提供することで、シーボーは市場参加者に、ビットコインに関する取引戦略やヘッジ戦略を実行するためのより包括的な商品群提供を目指しているとのことだ。
「XBTF先物」は規制当局の審査を経て、4月28日に取引が開始される予定となっている。
なお「XBTF指数」は、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)のインデックス子会社であるフッツィーラッセル(FTSE Russell)が、暗号資産に特化したデータとリサーチを提供するデジタルアセットリサーチ(Digital Asset Research)と共同開発した指数である。シーボーは昨年6月にフッツィーラッセルと提携しており、「XBTF先物」は同提携に基づく最初の商品になる。
参考: Cboe ・ Cboe FTSE Bitcoin Index (XBTF) Futures
画像:PIXTA
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この記事の著者・インタビューイ
大津賀新也
「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
「あたらしい経済」編集部
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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。
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