関税合戦継続でBTC続伸ならず 真空地帯への下落を避けられるか?【仮想通貨相場】
13日のビットコイン(BTC)円は1243万9999円から取引が始まった。東京時間は8万4000ドル水準となる1250万円を背に揉み合いで始まるも失速し、終盤にかけては1230万円台に下落した。米卸売物価指数(PPI)を控え、欧州勢参入後も動意に欠ける展開が続いたが、PPIが下振れとなると一時は1245万円周辺まで急反発した。一方、この日はトランプ米大統領がEUからのワインに200%の関税を賦課すると発表したことで、再び貿易摩擦懸念が米国株相場の重石となり、BTCも連れ安。米国時間中盤まで下げ一色となり、8万ドル水準となる1183万円まで下落した。その後は節目の水準で下げ止まり、今朝方にかけてやや水準を戻し、終値は1204万0001円となった。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
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