最終更新日: 3月 2, 2025 01:47 JST
ビットコイン BTC +7.74% は28日、24時間で7%下落し7万ドル台まで 急落した。
史上最高値から26%下落し8万ドルを下回ったこの動きは、米大統領選後の市場におけるリスク回避ムードが暗号資産（仮想通貨）市場に影響を与えた結果とみられる。特に機関投資家からの大規模な資金脱出が価格下落の主な要因となっており、実体経済の不安を背景にした売り圧力が強まっている。
トランプ新政権の経済政策が売り圧力に
ビットコイン（BTC） 価格下落の背景には複数の要因が絡み合っている。その最も大きな要因の一つが、トランプ新政権による関税政策だ。メキシコやカナダからの輸入品に25%、中国からの輸入品には10%の関税を導入する案が浮上しており、これが経済減速への懸念を助長している。
この政策不安を背景に、投資家の間でリスク資産からの退避傾向が強まっている。特に目立つのが機関投資家の動向で、 ビットコインETF からの資金流出が市場全体の調整を加速させる結果となった。
さらに、2025年2月に発生した バイビット（Bybit） 取引所へのハッキング事件も市場心理に影を落としている。この事件は短期的な売り圧力の一因となり、投資家の不安心理を煽る結果となった。
インフレ懸念と技術的分析に見る今後の展望
マクロ経済面では、トランプ政権の独自路線の経済政策と金融政策の不透明性が市場の不確実性を高めている。財政政策と金融政策の調和が取れない場合、インフレ圧力が高まる可能性があり、これがビットコインなど資産価格に影響を与える懸念がある。
技術的な分析では、現在の主要なサポートレベルは6万7000ドル（約1011万7000円）と分析されている。日足チャートにおいては、20日移動平均線と100日移動平均線のアラインメント崩壊が売り圧力を強める傾向を示している。
また、ビットコインは歴史的な高値である12万3000ドル（約1857万3000円）到達後、テクニカル的にダブルトップを形成し、下落トレンドが継続する兆候が見られる。
新しい仮想通貨「BTC Bull Token」が市場の注目を集める
ビットコインの価格変動が続く中、投資家はより戦略的なアプローチを模索している。注目を集めているのが、ビットコインの上昇相場に特化した新しい仮想通貨「BTC Bull Token（BTCBULL）」だ。
このイーサリアムベースのERC-20トークンは、ビットコインのミームコインとしての魅力と実用的な報酬システムを組み合わせた新しいアプローチを提供している。
BTCBULLは現在、プレセール段階で既に290万ドル（約4億3800万円）を調達しており、日々の投資額は17万ドル（約2570万円）を超えている。早期参加者は次のステージでの価格上昇前に0.002385ドルという優遇価格でトークンを購入できる状況だ。
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免責事項：暗号資産は高リスクの資産クラスです。本記事は情報提供のみを目的とし、投資アドバイスを構成するものではありません。資金の一部または全額を失うリスクにご注意ください。
