ソラナ大口、1月で20万SOL以上を追加取得｜CIO辞任も発表

ソラナ（SOL）の大口投資家として知られるSol Strategiesは4日、1月に20万SOL以上の追加取得したことを 明かした。

この中には、同社が1月19日から31日までの間に取得した4万300SOL、バリデータの買収で獲得した委任量約20万SOLが含まれる。

同社および関連会社のSOL保有量は、18万9968SOLとなっており、その総価値は4100万ドル近くになっている。

ソラナ投資戦略

Sol Strategiesは元々、「Cypherpunk Holdings」という名前で知られていた。しかし2024年、ソラナの 分散型金融（DeFi） などのエコシステムへ長期的な成長に強い信頼を置いていることを背景に、積極的なソラナエコシステムへの投資および社名の変更を行った。

また同社は、ソラナの ステーキング 業務にも注力しており、Orangefin VenturesやCogent Cryptoを買収。1月には、SOL委任総数を157万SOLから約177万SOLに増加させているという。

さらに、2つのソラナバリデーターに新しい「Firedancer」バリデータークライアントを導入。

Firedancerとは、ソラナのアップデートにて導入予定の技術となっており、1秒あたりのトランザクション数、ネットワークの復元力、ネットワーク効率の改善などが期待されている。

同社は、Firedancerクライアントを実行するバリデータの1つになることで、ソラナネットワークにおける地位の獲得を目指している。

このような仮想通貨投資戦略により、同社の株式（HODL）は、2024年7月から12月にかけて2000%以上の上昇を見せた。

最高投資責任者の辞任

一方で、この発表の中で、同社のモー・アダム最高投資責任者（CIO）の辞任を発表。業務方針の変更や新たな役員の就任させることで、2025年以降の更なる成長を見据えていくという。

同氏は声明の中で、「ソル・ストラテジーズを離れるのは残念ですが、CEOのリア・ウォルド氏のリーダーシップのもとで当社が成し遂げた成果を非常に誇りに思っています。- 家族が東京に転居したため、時差により事業を効果的にサポートすることができないため、この決断を余儀なくされました。 – この移行期間中も引き続き当社に助言し、引き続き優れた実行力を発揮できることを嬉しく思います。」と述べた。

このニュースの中でSOL価格は、過去24時間で0.7%の微増となっている。