グレースケール(Grayscale)がドージコイン信託商品を発表
グレースケール(Grayscale)がドージコイン信託商品を発表
資産運用会社 グレースケール (Grayscale)は、ミームコインの代表格であるドージコイン(DogeCoin/DOGE)へのエクスポージャーを機関投資家に提供するファンド、「Grayscale Dogecoin Trust(グレースケール・ドージコイン・トラスト)」のローンチを 発表 した。
この動きは、同社がいずれDOGE ETFを申請する可能性も秘めている。プレスリリースで同社は、Grayscale Dogecoin Trustの創設とローンチを発表しており、このファンドが投資家にドージコインネットワークのネイティブコインであるDOGEへのエクスポージャーを得る機会を提供すると述べた。同社はさらに、このトップミームコインはシバイヌ(ShibaInu/SHIB)から「世界的な金融包摂、草の根活動、実行可能な決済手段」のツールに移行したと考えていると指摘。このアセットマネージャーは、DOGEが広く利用されやすく、手ごろな価格であり、取引速度が速いため、世界中で大きな普及を遂げていると付け加えた。
この信託は現在、適格な個人および機関投資家による日々の募集を開始。同社によると、このファンドは他の単一資産投資信託と同様に機能し、ドージコインネットワークのネイティブコインであるDOGEにのみ投資されるとのことだ。
グレースケールはいずれスポットドージコインETFを申請する可能性
今回のローンチは、グレースケール社が NYSE (ニューヨーク証券取引所)にスポットXRP ETFを申請した翌日に行われており、同社はXRPトラストをETF(上場投資信託)に転換し、NYSEに上場して取引する計画を明らかにしている。
また、同社がDogecoin Trustをローンチしたことで、同社がいずれスポットドージコインETFを申請する可能性が出てきおり、ETFストアのネイト・ジェラチ(Nate Geraci)社長もXの投稿で、同社がこのDOGE ETFを申請するだろうと予測している。さらに同氏は、同社が、最終的に信託をETFに転換することだと主張しており、同信託のローンチによって、資産運用会社は需要を試し、資産蓄積のスタートを切ることができると付け加えた。
ブルームバーグのアナリスト、エリック・バルチュナス(Eric Balchunas)氏もジェラチ氏の意見に同意しており、この動きはDOGE ETFの SEC (米国証券取引委員会)からの承認を得ようとする点で、資産運用会社が一線を画す試みであると述べた。
グレースケールが現在提供しているすべてのスポット仮想通貨ETFと今後提供予定のスポット仮想通貨ETFでこのようなアプローチを取っていることは注目に値する。同資産運用会社はビットコイン(Bitcoin/BTC)とイーサリアム(Ethereum/ETH)のトラストをスポットETFに転換しただけであり、同社は現在、XRP、ソラナ、ライトコイン信託をスポットETFへ転換を検討中だ。一方、REX SharesとBitwiseは、米国SECにドージコインETFの提供を申請した唯一の資産運用会社であり、REX Sharesは先週申請書を提出し、Bitwiseは3日前にこのファンドのS-1を提出したばかりである。
DOGE価格は、グレースケールがトラストを立ち上げる中、変化しておらず、このミームコインは現在約0.33ドルで取引されており、過去24時間で下落しているようだ。
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