BTCは売り一巡も上値は限定的 米ビッグテックの決算に注目【仮想通貨相場】
28日のビットコイン(BTC)円は1587万6240円から取引が始まった。東京時間序盤は弱含みに推移するも、売り一巡後に切り返し1610万円近辺まで水準を戻した。しかし、これによりドル建てBTC相場が10万3000ドル(≒1602万円)にタッチするとその後は失速し、欧州時間にはジリ安に転じた。米国時間序盤には米株の反発に連れて1610万円台に乗せる場面もあったが、10万3000ドル周辺で再び上値を抑えられ失速。今朝方にはフランスの金融当局がバイナンスに対して資金洗浄と脱税の調査を始めたと報じられると、暗号資産(仮想通貨)は全般的に売られ、BTCは1560万円近辺まで下落した。その後はやや買い戻され、終値は1582万1065円となった。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
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