10万ドルを取り戻せるか 仮想通貨チャート分析:ビットコイン・イーサ・XRP(リップル)・ソラナ
ビットコイン価格分析
ビットコイン(BTC)は1月9日に9万1203ドルから反発しており、強気派が9万ドルのサポートを積極的に守っていることを示している。
BTC/USDT daily chart. Source: Cointelegraph/TradingView
上昇局面での強気派の最初の試練は移動平均線にある。BTC価格が移動平均線から急反落した場合、9万ドルを下回るリスクが高まる可能性がある。その場合、BTC/USDTペアは8万5000ドルまで下落する可能性がある。強気派は8万5000ドルから9万ドルのゾーンを全力で防衛すると予想される。このゾーンをを割り込むと、短期的なトレンド転換を示すものになるだろう。
一方、上昇側での最初の強さの兆候は、下降トレンドラインを上回る場合だ。その場合、BTCは10万2725ドルまで上昇し、続いて10万8353ドルを目指す可能性がある。
イーサ価格分析
イーサ(ETH)はヘッド&ショルダーのパターンを形成しており、ネックラインを下回って終値を付けると完成する。
ETH/USDT daily chart. Source: Cointelegraph/TradingView
ネックラインが上向きであるため、この弱気パターンの信頼性は比較的低いものの、トレーダーは無視すべきではない。下向きの20日間指数平滑移動平均線(EMA、3451ドル)とマイナス領域にある相対力指数(RSI)は、弱気派が優勢であることを示している。価格が現在の水準または20日間EMAから反落し、ネックラインを下回った場合、ETH/USDTペアは2850ドルまで下落するおそれがある。
弱気な展開を防ぐには、強気派が価格を20日間EMA以上に押し上げる必要がある。その場合、ETHは3745ドルまで上昇する可能性がある。
XRP価格分析
XRP(XRP)は対称トライアングルパターン内で取引されており、需給が均衡していることを示している。
XRP/USDT daily chart. Source: Cointelegraph/TradingView
20日間EMA(2.29ドル)がほぼ水平であり、RSIも中間点付近にあるため、強気派と弱気派のいずれにも明確な優勢はない。XRP価格が抵抗線を上回った場合、強気派が弱気派を圧倒したことを示す。この場合、2.73ドルまでの上昇が始まり、その後2.91ドルを目指す可能性がある。
逆に、価格がサポートラインを割り込むと、XRP/USDTペアが短期的に天井を付けた可能性を示唆する。この場合、XRPは1.62ドルまで急落するおそれがある。
ソラナ価格分析
ソラナ(SOL)は上昇トレンドラインから反発しており、強気派がこの水準を積極的に防衛し続けていることを示している。
SOL/USDT daily chart. Source: Cointelegraph/TradingView
強気派が価格を50日間単純移動平均線(SMA、215ドル)以上に押し上げ、それを維持する必要がある。しかし、それまでは反発局面で売り込まれる可能性が高い。
SOL価格が20日間EMAから反落した場合、上昇トレンドラインを下回るリスクが高まる。175ドルにサポートは存在するが、この水準は突破される可能性が高い。その場合、SOL/USDTペアは155ドルまで急落するおそれがある。このような動きは、SOLがしばらくの間116ドルから260ドルの広範なレンジ内で変動し続ける可能性を示唆する。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
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