メタプラネット、2025年にビットコイン保有量を1万BTCに
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ソフトウェア開発企業メタプラネットは5日、ビットコイン(BTC)の保有量を2025年までに470%増加させ、年内に1万BTCを達成する計画を 明らかにした。
同社は、2024年4月に開始した積立戦略を強化し、長期的な価値を株主に提供することを目指している。
ビットコインの大規模取得|保有量を半年で急増
東京に拠点を置くメタプラネットは、2024年12月時点で1761.98BTCを保有しており、その評価額は272億円に上る。
同社は昨年、合計19回のビットコイン購入を実施し、平均取得価格は1BTCあたり1184万6002円だった。
特に12月に行われた619.70BTCの購入は同社にとって最大規模の単一取引であり、約95億円を投じた。この購入により、総保有量の約35%を占めることとなった。
メタプラネットのビットコイン BTC +3.55% 保有は、2024年4月22日に97.8BTCからスタートし、わずか半年で急速に増加。
特に10月から12月にかけての増加ペースが加速し、同社のBTC収益率は同年最終四半期に42%から310%へと急上昇した。
同社のビットコイン購入は、BTCが約1万ドル(約100万円)近辺で取引されていたタイミングで行われた。また、VanEckやBitwiseといった投資企業は、2025年の BTC価格 が18万ドルから20万ドルの範囲に達すると予測している。
資本市場の活用と株式再編|さらなる購入余地を確保
メタプラネットは、2024年半ばに東京証券取引所の上場基準に適合させるため、株式構造を再編した。
f6月28日には株式を10株につき1株に統合し、取引価格を5万円の最低単元価格に引き上げた。
その後、8月6日に権利オファリングを実施し、発行済株式数を1817万株から3627万株に倍増させた。この増資により、同社は1万3774人の株主から100億円の資金を調達した。
同社は、東京証券取引所への届け出で「資金調達活動から得た収益を利用してビットコインを取得した」と明記しており、今後も資本市場を活用してビットコインを購入し続ける計画を示している。
マイクロストラテジーを意識したアジア版戦略
メタプラネットは、「アジア版マイクロストラテジー」として注目を集めている。米マイクロストラテジーは、企業のビットコイン取得において先駆的な役割を果たしており、メタプラネットもその戦略を踏襲している。
この大胆な拡大目標は、政府によるビットコイン準備金の導入が2025年に広範な機関投資の引き金になる可能性があるとのアナリスト予測を背景としている。
こうした動きを受け、他の企業も長期的な成長を見据え、ビットコインの積極的な取得を開始している。今年は、暗号資産の価格上昇を見越し、トレーダーや機関投資家がビットコインの購入を加速させる年になると予想されている。
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