イーサリアムETF、12月資金流入額が過去最高の20.8億ドル突破
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米国の上場投資信託(ETF)運用会社は2日、イーサリアムETFの12月の純資金流入額が20.8億ドル(約3兆2,627億円)を突破し、過去最高を 記録した 。
この数字は11月の10億ドル(約1兆5,686億円)から約2倍に増加した。
BlackRockとフィデリティが資金流入を牽引
資金流入の内訳をみると、BlackRockのETHA(イーサリアムETF)が14億ドル(約2兆1,960億円)の純流入を記録し、13日連続でプラスの資金流入を維持した。フィデリティのFETHも7.52億ドル(約1兆1,796億円)の資金を集めた。
一方、グレイスケールのETHEは2.74億ドル(約4,298億円)の純流出となった。
イーサリアムETFの時価総額が121億ドルに到達
12月の好調な資金流入により、 イーサリアム(ETH) ETFの純資産総額は121.2億ドル(約19兆0,114億円)に達した。これはイーサリアムの時価総額の3%以上を占める規模となる。
期間中、イーサリアムの価格は一時4,000ドル(約62万7,440円)を突破した。
年末にかけて投資家心理が改善
12月31日には、ビットコインETFとイーサリアムETFの両方で資金流入が確認された。イーサリアムETFは前日の5.541億ドル(約8,692億円)の流出から一転し、3.593億ドル(約5,636億円)の純流入を記録。
特にフィデリティのFETHが3.177億ドル(約4,984億円)の資金を集めた。これは市場全体の投資家心理の改善を示唆している。
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