レンゾ、ワームホールを通じてREZガバナンストークンをソラナに拡大

Renzoプロトコルは、ガバナンストークンであるREZをSolanaでローンチし、ブロックチェーンのエコシステムでの存在感を高め、Wormholeのネイティブトークン転送フレームワークを活用することを発表しました。

REZは最初にEthereumで展開され、Wormholeのフレームワークを使用してSolanaに転送されます。このマルチチェーンプロトコルのGuardianネットワークは、安全なクロスチェーンの証明を利用して、EthereumとSolana間のトークン転送を問題なく行えるようにします。

「WormholeのオープンNTTフレームワークを活用することで、RenzoはREZのためのダイナミックなマルチチェーンエコシステムの基盤を築きます」と、Wormhole FoundationのCOOで共同創設者のRobinson Burkey氏は述べています。「この統合により、RenzoのLRT技術の範囲が拡大し、Solanaおよびその先の新しいユーザーベースにRenzoをもたらします」と彼は付け加えました。

LRTは「リキッドリステーキングトークン」の略です。このようなトークンは、リステーキングに参加しながら流動性へのアクセスを提供するために発行されます。

プレスリリースによると、Solana上のREZはEthereum上のREZと1:1のペグを維持し、Solanaのトークン標準に準拠し、ブロックチェーンの分散型金融エコシステムと互換性を持つとされています。

REZの初期流動性は、Solanaの主要な自動マーケットメーカーで提供されます。チームによれば、トークンはブロックチェーンの貸付プロトコルと統合される可能性があり、担保として使用される可能性があるほか、REZ/SOLおよびREZ/USDCペアに対する流動性インセンティブが提供される予定です。

最後に、リリースでは、SolanaベースのREZがコミュニティエアドロップと流動性インセンティブプログラムを通じて配布されると述べています。