BTCは6.7万ドルで失速 上抜け成功には材料不足か【仮想通貨相場】
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
23日のビットコイン(BTC)対円は底堅い展開となり、終値はほぼ変わらずだった。中東情勢緊迫化への懸念後退と米株の反動高を受けて週明けに反発したBTC円だったが、この日はドル建てで15日の戻り高値67,000ドル水準(≒1037万円)周辺で失速すると、材料に乏しい中、東京時間はジリ安に終始した。一方、米SPグローバルが発表した4月の製造業・サービス業PMI速報値が下振れたことで、相場は米債利回りの低下に対して逆行高となり下げ幅を縮小した。その後、相場は再び67,000ドル水準で上値を抑えられると、米市場引け後に小緩む場面もあったが、66,000ドル(≒1022万円)水準で下げ止まっている。
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成
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