仮想通貨取引所クラーケン セルフカストディウォレットを導入
仮想通貨取引所クラーケンが、セルフカストディ型の仮想通貨ウォレットを導入した。この動きは、バイナンス、OKX、コインベース、ビットゲット、バイビットに続くものだ。
「クラーケンのクライアントであるかどうかにかかわらず、マルチチェーン対応のクラーケンウォレットを使って分散型金融システムへの橋渡しをすることができる」と 書いている 。現在、クラーケンウォレットはビットコイン、イーサリアム、ソラナ、オプティミズム、ベース、アービトラム、ポリゴン、ドージコインなどの資産をサポートしている。
クラーケンは、このアプリが「ウォレットとして機能するために必要な最小限のデータのみを収集し、内部アプリのパフォーマンス分析すら収集しない」と主張している。「ユーザーのアクティビティはクラーケンのインフラを通じてプロキシされ、IPアドレスが保護され、IDや位置情報が外部に漏洩する可能性を防ぐ」。
セキュリティ面では、ウォレットはモバイルの生体認証とユーザーパスワード保護を特徴とし、そのコードはトレイル・オブ・ビッツによって監査されている。アプリのコードはオープンソースであり、GitHubで利用可能だ。
機能面では、クラーケンウォレットはDeFiトークン、非代替性トークン(NFT)、ウォレットコネクトを通じた分散型アプリケーションとの相互作用、そして「24時間365日」のカスタマーサポートをサポートしている。
仮想通貨取引所は、世界的な規制の強化を受けて、セルフカストディ型ウォレットセクターへとますます注目するようになっている。
4月11日には、クラーケンがアイルランドとベルギーの顧客向けにモネロのサポートを終了すると発表した。昨年10月には、カナダのユーザー向けにテザー(USDT)やDAIなどいくつかのステーブルコインのサポートを停止した。多くの管轄区域では、セルフカストディ型ウォレットは、法定通貨取引をネイティブに処理しないため、取引所などの資金送金業者に適用される規則とは異なる。
3月28日には米国の裁判所が、コインベースウォレットは「ブローカーではない」と判断し、証券取引委員会(SEC)によって定められたブローカー規制の対象外であると 裁定した 。
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