69000ドル付近での攻防続く 仮想通貨チャート分析：ビットコイン・イーサ・XRP（リップル）
ビットコイン価格分析
ビットコインは4月8日にシンメトリカル・トライアングルを上回ったが、4月9日には弱気派が価格を三角保合内に引き戻した。これは、弱気派が強気派を罠にかけようとしていることを示している。
強気派にとってのわずかな利点は、20日指数移動平均線（68,497ドル）までの下落を買い支えようとしていることだ。価格が20日EMAから反発すれば、BTC/USDTペアは73,777ドルの上方抵抗を超えようと再試みるだろう。それが実現すれば、ペアは80,000ドル、そして84,000ドルへと急騰する可能性がある。
逆に、価格が20日EMAを下回れば、弱気派はチャンスを感じてペアを上昇トレンドラインまで引き下げるだろう。三角保合以下でのブレイクとクローズは、60,000ドルに向かう修正フェーズの開始を示す。
イーサ価格分析
イーサ（ETH）は4月9日に3,679ドルの上方抵抗から急落し、弱気派が容易に譲る気がないことを示した。
強気派は20日EMA（3,479ドル）での下落を食い止めようとしている。価格が移動平均線から反転すれば、強気派はもう一度3,679ドルのレベルに挑戦するだろう。この抵抗が突破されれば、ETH/USDTペアは4,100ドルの上方抵抗に向かって急騰する可能性がある。
この仮定とは反対に、価格が移動平均以下に滑り込めば、3,056ドルと3,679ドルの間のレンジ相場が数日間続く可能性があることを示す。3,056ドル以下でのブレイクは、トレンドが弱気派に有利になる。
ソラナ価格分析
強気派はソラナ（SOL）を20日EMA（178ドル）以上に押し上げようと奮闘しているが、これは弱気派がそのレベルを抵抗に変えようとしていることを示している。
弱気派はSOL/USDTペアを50日SMA（159ドル）以下に沈めようとするだろうが、強気派はおそらくそのレベルを激しく守ろうとする。価格が50日SMAから反発し、20日EMAを超えると、ペアが162ドルと205ドルの間でしばらくさらに固まることを示すだろう。
逆に、価格がさらに下落して50日SMAを下回ると、ペアはダブルトップパターンを完成させる。その後、ペアは次の強いサポートである126ドルまで下落する可能性がある。
XRP価格分析
強気派は4月9日にXRPの回復を移動平均以上に拡大しようと試みたが、長い上ヒゲは上昇時での売りを示している。
平坦な移動平均と中間点近くのRSIは、供給と需要のバランスを示している。これはXRP/USDTペアを今後数日間、0.56ドルと0.69ドルの間でレンジ内に保つ可能性がある。
価格が0.69ドルを超えると、強気派に有利に傾くだろう。これは0.74ドルの強固なレベルへの急騰の道を開くかもしれない。ダウンサイドでは、0.56ドルを下回ると、ペアは0.48ドルまで沈む可能性がある。
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