ビットコイン強気派が7万ドル突破目指す|半減期前の重要な価格水準
4月7日、週末の異例の強気な動きにより、ビットコイン(BTC)価格は上昇を続けている。
BTC/USD 1-hour chart. Source: TradingView7万ドル突破の兆候か
Cointelegraph Markets ProとTradingViewのデータによると、週末にBTC価格は突然69000ドルを超え、ビットスタンプでは一時69781ドルの高値を記録した。
トレーダーたちは過去の週末同様、上昇が今週も続くと期待を寄せている。
人気トレーダーのDaan Crypto Trades氏は、X(旧Twitter)でフォロワーに「典型的な週末ではない。価格は同じ水準で推移することなく、上昇を続けた」と語った。
BTC/USD chart. Source: Daan Crypto Trades/X「7万ドル突破前の初期段階でも、同じような価格変動を何度か経験した。先物市場再開後は一時的に下落するも、その後は再び上昇している。」
MNトレーディングの創設者兼CEOであるマイケル・ヴァン・デ・ポッペ氏は、執筆時点でBTC/USDが69000ドル台を維持していることを「非常に重要」と指摘する。
彼の分析によると、「この水準を突破すれば、半減期前の史上最高値に向けて力強く上昇する可能性が高い。」という。
一方、チャートには弱気のダイバージェンスが依然として存在しており、72000ドルでBTC価格が拒絶される可能性も高まっている。
BTC/USD chart. Source: Michaël van de Poppe/XビットコインETF、資金流入が再び活発化
ビットコインが4月に入って新たな高値を模索する中、機関投資家からの資金流入も注目されている。
先週、米国のビットコイン現物ETFの純流入が回復したことがきっかけとなり、仮想通貨レンディングのジェネシスが破産手続き開始後にグレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)の株式を数十億ドル規模で売却したというニュースも市場を刺激した。
一方、世界最大級の資産運用会社であるブラックロックは、ETF運用者の一員として、複数の米大手銀行を「認定参加者」に追加したことを明らかにした。
英国の投資会社ファーサイドを含む最新のデータによると、4月5日のビットコインETFの純流入は約2億ドル、週間累計は約5億7000万ドルとなった。
Bitcoin ETF flows (screenshot). Source: Farside免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
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