ビットコイン(BTC)に連動する9つの新しいビットコイン上場投資信託(ETF)が1月のローンチ以来、50万BTC以上を積み上げ、現在の流通供給量の2.54%を占めるに至った。

ファーサイド・インベスターズ によると、1月11日にローンチしたこれらのETFは、28日の流入を受けてこのマイルストーンに到達し、9つのETFはその日に2億8770万ドル相当のビットコインを獲得した。これにより、ETFのビットコイン保有額は現在350億ドルに達している。

米国のビットコインETF 保有量が83万5000BTCに image 0 U.S. spot Bitcoin ETFs. Source: HODL15Capital

グレイスケールを含む米国の現物ビットコインETF全体は83万5000BTCを保有しており、全供給量のほぼ4%に相当する。今週のETFへの流入は、3月18日に始まった流出トレンドを逆転させ、今週はこれまでに8億4500万ドルの流入となっている。

3月28日には、合計で1億8300万ドルの流入があり、ブラックロックが先頭に立ち、そのビットコインETFには9500万ドルが流入した。フィデリティとビットワイズは、それぞれ約6700万ドルの流入を見た

一方、アーク21シェアズは27日に2億ドルの大量流入を受けた後、2760万ドルの流入があった。グレイスケールのGBTCからの流出は1億500万ドルとなっている。このグレイスケールでは、信託をビットコインETFに転換して以来、GBTCファンドから約28万4846BTCを減らしている。