仮想通貨ユーザー ブラックロックのウォレットにミームコインやNFTを送信
世界最大の資産運用会社ブラックロックの新たなファンドに関連するとみられるウォレットをオンチェーンアナリストたちが発見した。発見後、多くの仮想通貨ユーザーがこのウォレットに様々なミームコインや非代替性トークン(NFT)を送信している。
データによると 、ブラックロックは3月15日にイーサリアム上で1億ドル相当のUSDコイン(USDC)を預け入れた。これはサンフランシスコに拠点を置く資産トークン化企業セキュリタイズとの提携を通じて「ブラックロックUSDインスティテューショナル・デジタル流動性ファンド」を 提供するという届け出を行った 翌日のことだ。
Source: Etherscan3月19日以降、複数の仮想通貨ユーザーがブラックロックとみられるアドレスに少なくとも40種類のコインと25個のNFTを送付しており、ビットコインベースのオーディナルズ・ペペ(PEPE)コインからクリプトディックバッツS3 NFTまで様々だ。500,000個のunshETHing_Token(USH)と1万個のリアリオ・ネットワーク(RIO)トークンもこのウォレットに送金されており、それぞれ1万3755ドルと1万1600ドルで最も価値が高かった。
RIOトークンは実物資産のトークン化コインであり、ブラックロックに移されてから47%の価格上昇を見せている。
ブラックロックとみられるウォレットは、モグコイン(Mog)、ヴォルデモートトランプロボトニック-10ネコ(ETHEREUM)、シーナ・イヌ(SHI)などのコインも受け取っている。
Source: @martypartymusic on XチュンゴスやカイジュキングズといったNFTもこのウォレットに送られてきた。
チュンゴス #972 NFT がブラックロックに送信された. Source: Etherscanイーサスキャンのデータによると、ブラックロックのアドレスは3月5日に最初の200ドルのUSDCを預け、その後3月15日に10ドルのテスト預け入れを行い、数ブロック後には9999万9960ドルを預け入れた。
ブラックロックを率いるラリー。フィンク氏は2017年にビットコインを「マネーロンダリングの指標」と 表現し 、仮想通貨とブロックチェーン業界に対して否定的な立場を取っていたが、その見解は大きく変わり、2023年6月に現物型ビットコインETFを申請し、承認されてからはETF市場で最大の取引量を記録している。
フィンク氏とブラックロックは現在、イーサリアム上で金融資産のトークン化を目指している。「今後のステップは金融資産のトークン化になるだろう。つまり、すべての株式、すべての債券が一つの総合台帳上に存在することになる」とフィンク氏はブルームバーグのインタビューで語った。
ブラックロックUSDインスティテューショナル・デジタル流動性ファンドは「BUIDL」というティッカーシンボルで提供され、適格投資家はセキュリタイズ・マーケッツLLCを通じてファンドに加入し、米ドルの利回りを得る機会を提供する。
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
メムコインブームがネットワーク活動を活性化する中、Solanaが新しいトークンローンチの89%を支える
先週、DEXで181,000の新しいトークンが登場し、活動の主要な推進力はメムコインのローンチでした。以下はThe Blockのデータとインサイトニュースレターからの抜粋です。
ペンシルベニア州の議員、インフレ対策としてビットコインと暗号通貨ETFへの投資法案を提出
概要 提案された戦略的ビットコイン準備法は、共和党のマイク・カベル議員とアーロン・カウファー議員が共同提案しています。この法案は、ペンシルベニア州の州財務官がビットコインやデジタル資産に投資し、取引所取引商品への投資を可能にするものです。
デイリー: ゲイリー・ゲンスラーの潜在的な別れ、ビットコインETFの5,000億ドルのマイルストーンなど
簡要説明 米国証券取引委員会(SEC)のゲイリー・ゲンスラー委員長は、木曜日に開催された法律実務研究所の第56回証券規制年次会議での準備発言で、同委員会のチームを率いる自身の経験を振り返りました。共和党は水曜日に米国下院の支配を維持し、218人の議員の過半数を確保し、暗号通貨に友好的な議員が金融サービス委員会を率い、デジタル資産関連法案の取り組みを進める道を開きました。米国の現物ビットコインETFは500億ドルを超えました。
ポータル・ベンチャーズ、ベンチャー資金調達の増加の中でプレシード暗号スタートアップに投資するため7500万ドルのファンドを調達
Quick Take Portalの第2ファンドは、a16zのChris DixonやMarc Andreessenのような支援者を含み、報告によればオーバーサブスクライブされています。このVC企業は、スタートアップの「最初の小切手」を書くことを強調し、地上レベルの機会に注目しています。